最低限のマナーを守って、お世話になった人にお歳暮を

一年間の感謝の気持ちを込めて、お世話になった方に贈るお歳暮。
古くからの儀礼的な習慣に基づきます。

それだけに定まった決まりがあり、あまりにも現代にそぐわないものは除き、守ったほうが先方の気分を害さずに済みます。お歳暮といっても昔と比べ随分送り方など習慣が変わり、実際に先方を訪問し手渡しする人が少なくなりました。



流通手段の発達も要因の一つといえそうですが、何よりライフスタイルの変化が大きいでしょう。
遠方に暮らしていたり、忙しく訪問する時間がないなどお歳暮に本来有るべき感謝の気持ちは希薄になっています。

少し乱暴に言うならば、挨拶代わりに品物を贈りさえすれば良い感覚でしょうか。
しかし、これではお世話になった方が心から喜んでくれる品物は選べませんし、却って失礼になる場合もあります。


ですから、最低限のマナーは理解した上で、お歳暮を贈りたいものです。先ずは贈るのに最適な時期は「いつ」かですが、一般的には12月初めから20日頃までに届けるのが良いとされます。
早すぎれば、お歳暮の目的から外れますし、遅すぎても年末の慌ただしさの中で迷惑になる可能性があります。
それだけに時期は重要です。



時期の次に大切なのが熨斗袋の選び方と書き方です。

これは繰り返しても良いことなので、紅白の蝶結びの水引を選びます。

そして水引の結び目の上部には「御歳暮」と、下部には自身の氏名を記載します。

郵送する場合はこの二点に注意すれば大丈夫です。

まれに先方が喪中の場合がありますが、そのときは時期をずらすほうが良いでしょう。



こうした最低限のマナーを守り、お互いが幸せになれるよう心通う付き合いを心掛けたいものです。